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■ウルトラライトプレーン(ULP)は、超軽量動力機と呼ばれる小型の飛行機です■      更新/2010.11.21


更新の都合上、日付が逆になっています。

● 2010 Flight Log ● 未熟者のフライト日記 

11/21

朝の冷え込みが厳しいせいで、飛行場での朝霧の晴れる時間が遅くなる。
昨日、飛べなかった相方パイロットが飛び上がりたくてジャンプを繰り返すも、・・・タイムアウトで飛行を諦めた・・・。(昨日、一人で飛んでゴメンね、誘わなくてゴメンネ。)ちょっと申し訳ない・・・。

整備も兼ねて、ゆっくりと機体の解体作業を始めました。作業途中でのこと、キングポストの位置を忘れないように写真を撮っておいてと指令があり。なので、ここにメモしておきます。写真で見るとキングポスト自体も結構、痛んでいるものなんですね〜。
普段は気がつかない機体のキズ汚れをチェックしつつ、秋晴れの穏やかな天候のなか、楽しく格納作業ができました。お手伝いくださいました皆様ありがとうございます。

とうとう今日でシーズン修了、来年の春までお休みです。
今シーズンも無事に過ごせたことを一番に感謝!夏の一件は痛い経験だけどが、そこで学ぶものがあれば良し、大した問題ではない。・・・と、無理矢理納得(笑)

また、春に向けて整備がんばります!教官、よろしくお願いいたしますね〜!!!

小さなことだけどクーラントの漏れは直しましょう。
機体の接続ボルトのチェック、交換もいたしましょう。
とにかく、じっくり機体を整備しなきゃ〜!

 

 

11/20

昨日も今日も快晴。飛びたくて飛びたくて、ウズウズ(笑)
お昼休みを短縮し、急いで仕事し、飛行場へ走りました。着いたのが3時半、吹流しを見れば全くの無風。

もちろん飛びましたよ!今シーズンの飛び納め、最終フライトです。

飛行前点検でクーラントのわずかな漏れを確認、補充。エンジン始動。
ジャンプで機体の調子を確認し、迷わずに飛び上がりました。無風の空はふんわりと気持ちが良く久々のソロフライトながら余裕を持って操縦できます。あまりに嬉しくて・・・
陽が落ちるぎりぎりまで飛びましたよ。

東の空には、まんまるお月さんの影がうっすら見え、西の空には夕陽のうす紫。そして眼下には川の中州で羽を休める白鳥の群れ。景色も最高!気分も最高!!

先週までのストレスが一気に消え、納得して格納を迎えられます。

『飛べる』って、本当に有難いです。

飛行場へ行くことを迷っている私に、「行かずに後悔するなら、行って後悔しなさい。飛べなくたっていいでしょ!」と、背中を押してくれたツレアイにも感謝でございます。

15:50〜16:10
(20)junp4
flight3
11/14

来週が機体格納です。
ようやく飛べる準備が整ったというのに、シーズンオフとは何とも切ない・・・。
慌てることもないのでしょうが、心理的には追いつめられたような焦りもあるのでした。・・・されど飛び上がる勇気もなし。(ホンに情けなか・・・)

『機体に慣れること』を今日の目標として基本から再スタートです。

先々週にトリムのゴムを張り直し、トリムレバーのセット位置が変わりました、(故に操縦桿の感覚が若干変わりました)。エンジン回転数の調整とかで最スローが2000回転(ゼロにならない違和感があります)、ついでにアクセルレバーも調整とかで、かなり堅くされてしまいました。私の握力では動かしづらく微妙なアクセルワークが出来なくなり・・・、(これだけは再調整をお願いしましたが、)珍しく相方様が機体をいろいろといじくり回してくださいました・・・。
本来なら、この場面は機体が良くなるためなので深く感謝すべきなのですが、正直、戸惑いの方が大きかったです・・・。

総ては8月下旬にジャンプで失敗し機体を壊した私が悪い。それをさっさと修理してもらったのだから、もちろん文句を言えるはずもないです。
・・・しかし、しかしなのだ。
愛機が愛機でなくなったようで、調整後はなかなか機体に馴れません・・・(泣)


夕方に、思い切って上がろう(=飛ぼう)と思い立った時に『気流が悪くてランディング!」を叫ぶ上空からの無線を聞いて、思いとどまったことは正解でした。今日は、シーズン中に一度あるかないかのコンディションの悪い空だったようです。
「飛んでて面白くない空だから‥‥」と同じ台詞を4人から聞けたのですから、今日の判断は正しかったと納得。(笑)

攻めの姿勢で飛ばなければ安全に飛べない、臆病風に吹かれて慎重になり過ぎていることを少し反省もいたしました。
幸い、ジャンプが上手くきまり始め、機体の操作感覚が少し戻ったような感じは嬉しかったです。

途中、上空にお連れくださいました相方様、ここで深くお礼申し上げまする〜〜〜

9:05〜9:15
(15)Tx,
Jp10

14:30〜14:45
(15))junp10

10/17

またまた訳あって、しばし操縦をお休みしています。
お調子者の私は、相方操縦の愛機クイックに同乗して空へ。

う〜ん!気持ちよい〜!・・・でも、ちょっと怖いかも〜・・・(なんで?????)

 

9/4

訳あって、二日がかりの機体のメンテナンスとなりました(泣)
機体のパイプ7本の交換とブレーキの修理、そして前輪も交換???。

パイプの交換方法は
エンジンが機体の上部にあるので、機体重量を考慮しユニックで吊っての作業。タイヤを繋ぐメインのパイプを手始めに、右、左と交互にパイプを交換します。
操縦技量もさることながら整備技術でも絶対的に信頼できる相方さん。的確な順番で作業を進めてゆきます。パイプだけでなく変形したボルトも交換で、作業の合間に機体構造のお勉強も。最後にボルトの増す締めをしっかり確認。(マーカー方式での確認ですよ〜!エライ!!)

ブレーキの修理は根本的な部品交換が必要なようで、今回は可能な範囲で修復。効きが弱いのは致し方なしってことで。
前輪は車軸が20mm下方に移動し後輪とのバランスが良くなった模様。でも、こちらは準備した新しいタイヤが現在のものとサイズが合わなかったとかで、新しいホイールに合うタイヤを再注文中、入荷次第に交換になるようです。

整備終了後に、テストフライトで機体の安全を確認。教官の丁寧な作業に感謝感謝でございます。

私自身は「猫の手」状態だったのですが、いろいろと学ばせて頂きました。またまたクイックについて理解を深めた次第です。(汗)

さぁ〜飛ぶぞ〜!!!
‥‥‥って、飛ぶのは お疲れモードを脱してからの話‥‥‥

ジャンプでも十分に楽しかったし、嬉しかった!(機体との一体感が嬉しいです〜!)
・・・焦らない!焦らない!

14:10〜14:30
(20)junp8
flight1
15:10
〜15:15
(5)flight
8/8

今年初の雲海を飛ばせて頂きました。ありがとうございます〜!!!

「少しでも早く飛行場へ行かねばならぬ」と前日は9時半に就寝、そして目覚めたのは4時半。朝の予定をパッパとこなし家を出たのが7時。(本当はもっと早くに出たいのですが・・・)
到着して、まずは深呼吸。
飛行前点検でクーラントを補給。その後、一発でエンジンがかかる、暖気運転3分。慌てず慎重にジャンプで更にエンジンを温め、排気温度計の針が上がったのを確認し離陸いたしました。

今日は早朝組が多く既に2機は上空、後ろで1機が待機。先週とまったく違って上空は穏やか。雲を追い掛け上昇し、余裕で3500feet。(一人だと上がるのがラクでしたよ〜!)

やっぱり雲海は良いです!『自由だ〜』と叫んでいた声は誰にも届いていないはずですが、心が満たされる開放感を深く味わうことができました。雲の上を一人で飛んでいるのは確かに心細い、でも、あの爽快感は別格です。
・・・飛び始めた頃の感動を思い出しましたよ。

地上の暑さから逃れるべく涼を求めて上空へお連れした方々が「上空は涼しいね〜」と仰る横で「寒い、寒い」と震えていた私。考えてみたら私だけ2時間は空の上、体が芯から冷えました!(笑)

鳶が舞う上昇気流の中でくるくる回って飛んでいたのも私ですが、あの時の操縦は教官です。私にはそんな勇気はありません。
何羽のトビがいたでしょうか・・・機体の横をす〜っと下がっていくトビ。機体にぶつかるようでぶつからない、一緒に飛びながら『へたくそ〜」ってトビに遊ばれている感じがしました。
(初めての体験)・・・ちょっと怖かったけど面白かった〜!

8:20〜8:55
(35)junp4
flight1
9:20
〜9:40
(20)flight

10:15〜11:00
(45)flight

8/1

本日、出遅れたました。
飛行場到着時には機体は既に上空。(相方が楽しそうに飛んでおりました)
準備して待つ間に太陽が照り始め、吹流しが忙しく動き始める・・・上昇気流が出始めていることに内心焦ります。
とりあえず慎重にside by sideで上空へ。・・・予想通りの空でした。着陸時は吹流し90°、・・・本日のフライトを諦めました。

臆病な私を哀れと思ったのか、「これぐらい、ど〜ってことないよ」と宣う教官に乗せて頂いて再び上空へ、
先ほど以上にゆっさゆっさと揺らされました。でも、操縦桿を預けていると、とっても気がラク。どんなに揺らされても緊張しない。(責任を感じないせいでしょうか・・・ね、(笑)

のんびりと空に漂いたい
穏やかな空が、恋しいです。

9:00〜9:15
(15)junp4
flight1
7/19

皆勤賞ものかもしれません、この連休も飛行場です。(苦笑)

昨日の18日は、申請用の写真撮影や機体整備のお手伝いなどで飛行場に居ただけ。飛ばすに終わりましたので、今朝は早起きして出かけました。

20kgの重しを隣に乗せて暖気運転も兼ねての高速タイシングとジャンプ、その後に空へ。
梅雨明けの晴天は朝と言えども既に上昇気流が発生しております。思うように機体をコントロール出来ない時は風に逆らわずに飛ぶこと。緊張していたのでしょう・・・わずか10分のフライトで変に疲れました(笑)臆病風に吹かれずに、また飛び上がったのは技量を磨くため。
「絶対に大丈夫!」と強い気持ちをもって望めば、飛んでいるうちに安定している高度を探せます。1000feet辺りは凪ぎの如き気流安定。しばし気持ちよく飛ぶことが出来ました。

今日の反省。
最初のジャンプの際に、トリム位置の調整を忘れた・・・、いつもの位置と比べると感覚が全く違った・・・。途中で気付けてよかったよ(苦笑)
機体調整のなかでもトリム調整は重要だと思う。

二人で飛んだ時に、なかなか高度を稼げなかったのは、その辺にも関係があるのだろうか?
いつもは避けたい上昇気流を探してなんとか高度を上げたけどね、ちょっと大変だったよ(笑)

 

8:25〜8:40
(15)junp6
flight1
9:05
〜9:18
(13)flight

10:30〜10:45
(15)flight

7/4

恒例の七夕BBQ、今年も米沢牛が旨かったです〜!

【昨日のフライト】チャンスがあれば飛ばねば成りますまいて〜・・・と、勢いを付けて飛ぼうとしたのですが、だんだん角度が増す吹流しに尻込み。
一人で飛ぶことを迷っていた時に「乗せて!」と救いの言葉。「どうぞどうぞ」と重し役をお願いし、side by side で離陸いたしました。

やはり少々の風があったようです。川の上は高度が稼げない、たまに上昇気流で持ち上げられる、平気な顔で飛んではいましたが早々と降りました。

隣が教官に替った時にも状況は変わらず凸凹の空、さらに忙しい操縦となりましたが、なんとか飛ばせて頂きました。操縦感覚維持のためには短時間でもフライトせねばと思います!

14:20〜14:30
(20))junp4、flight
14:55
〜15:10
(15)flight
6/27

草刈り当番。

小雨の中、トラクターに乗っての草刈り作業を2時間半。途中で止めることも出来ず、一気にやってしまいました。滑走路を何往復したんだろう・・・(笑)
退屈するかと思っていたけど、始めたら止められなくなった・・・、無心になれるからかな?

当番制も、また楽し。
飛ぶための準備作業は果てしないね。

ヒバリのヒナも来週には飛び立てると思うので、A滑走路の苅り残しはその後で草刈りしましょう〜!

 
6/26

いろいろなパターンでのジャンプを試したかったです、講習会で教えられたことの実践〜!。
基 本の基、大事ですからね!・・・ってことで、今日はジャンプを楽しみました。

まずは機体の点検。2週間ぶりだったせいかエンジン始動でつまずいた(泣)プラグ掃除してなんとかエンジンがかかる。
コツはチョークを引かず、スロットルを全開の位置にしてセルをまわすこと。(こんな技、私には思いつかない、傍で見ていて一発でエンジンがかかり驚く)

小雨ぱらぱらのべた凪の空へ飛び出したのも仲間の要請に応えてのこと。

エンジン始動・前輪の調整等、今日はみんなに助けられ、鬼(もとい相方)の居ぬ間に、一っ飛び〜!でした。えへっ!

14:30〜14:50
(20))junp12
16:05
〜16:25
(20)flight

16:35〜16:45
(10)flight

6/13

この季節には珍しい凪の空。

飛んだよ〜!

ようやく飛べたって感じで今シーズンのソロフライトはしっかりと空を楽しみました。

本当に飛べることが嬉しくて、感謝!感謝!ありがとうございます〜

8:30〜8:45
(15)junp8
8:50
〜9:25
(35)flight

9:20〜9:55
(35)flight

10:10〜10:30
(20)flight
11:40〜12:15
(35)flight

6/8

日が延びたこの時期、夕方に機体整備。

渋る相方を上手くダマし飛行場へご足労願った。目的は案件の前輪の修理!ついでにブレーキ調整も。前輪は新しいチューブとの交換で大丈夫そう・・・。ブレーキはハンドルのところの調整に四苦八苦。なんとか頑張っていただいたおかげでスムーズに動くようになりました。

始めると夢中になる性分なのか、次はラダーのワイヤーのたるみも調整してくれるとか・・・、本人が忘れた頃に催促せねばと思います(笑)

 
6/6

東北マイクロライト航空協会主催「定期安全講習会」参加。
講師は利府の安部さんと小野寺久憲氏。今回も貴重なお話ばかりでした。(講習会の詳細はクラブのHPに掲載予定。)

特に印象に残った話と、今後のフライトへ生かしたい教訓をメモ。

●地上1mのジャンプを10回とか、地上30mのジャンプを10回とか、様々なパターンでのジャンプをすると、また、新しい発見もあり同時に操縦技術も養われる。
●メーター飛行は基本であり重要。(基本に忠実なフライトを心がけよ)
●燃料はつめるだけつめて飛ぼう。(燃料に余裕があれば不足の事態にも対処できるという余裕が生まれる)

等々の先輩フライヤーからのお話でした。ありがとうございます!

盛岡にて
5/30

いつもなら「飛びたい!」っていう気持ちが自分を引っぱっていくものを、今は『飛ばなくちゃ〜!』っていう変な強迫観念に支配されている感じで、
とにかく飛行場へ出かけました。(飛行感覚維持のために180日間に3回のフライトを!の原則?)

天気予報が当たり、晴天。確かに地上は風速1〜2mと穏やかです。しかし上空は凸凹。見事に凸凹(デコボコ)全然楽しくない〜!
残念ながら先週のリベンジ成らず。
今日も side by side、しっかり教官のお世話となり飛ばせて頂きました。(教官=重し???)

はい!ジャンプは楽しかったです。重しがないせいか空気が乾燥しているせいなのか、簡単に浮く機体・・・操縦桿にて機体をコントロール・・・そのまま一人で飛べそうな気はしたのですが、・・・「無理はいけないよ」と囁く声がする。もちろん、一か八かは止めました(笑)

春は予想できない風が吹く
無理せずとも、慣れてくれば、意味のない恐怖心も自然となくなるってもんです。
機体に慣れること、操縦感覚を取り戻すことを優先いたしました。

教官曰く「1000feetより上は安定かもよ」の予想も午前中は当てはまらず、何処を飛んでも上げられ下げられで楽しくない。
午後のフライトで、1200feet付近が安定しており、ようやく気持ちにゆとりが出来て楽しく飛ぶことができました。しかし直後に、いきなり機体を大きく揺らされて慌てた・・・
結局、今日も疲れるフライトに終わりました。

愛機クイックは他の機体よりも風の影響を受けやすい・・・とは言え、こんなに臆病でパイロットと呼べるのだろうか・・・自信喪失〜!(泣)

「こんな時もあるさ〜」と気持ちを切り替え、この次に期待いたします。
・・・今年はゆっくりペースでスタートしております。(大丈夫か?私・・・?)

10:20〜10:30
(10)junp6
10
:45〜10:55
(10)flight

13 :30〜13:50
(20)flight
5/23

ようやく今シーズンが始まりました。

機体を組み立ててから約3週間、長かったです、ずいぶん待ちました。
先週は主翼の塗装だけ。夕方のべた凪の時も我慢、我慢、じっと我慢。(笑)
整備担当の相方に敬意を払い、ファーストフライトを今日まで延ばしておりました。BUT、今日はあいにくのお天気で、わずが10分の短いフライトに終わりました。

「・・・そりゃそうだ・・・」ってのが素直な反省の気持ちです。
タキシングもジャンプもやらずに、いきなり飛ぶか〜???(普通、ないよね)

いくらなんでも任せ過ぎ。
機体の整備・点検・安全確認は相方に任せたとしても、自分の操縦感覚は自分のもの。

上空で、上げられたり下げられたりと風に遊ばれてビビってしまうのは、その辺に問題アリです。集中できなかった理由は他にもありますが、わずか半年の休眠期間に、体も心も鈍ってる〜〜〜。

エンジン始動→暖気運転→タキシー→ジャンプ→トラフィック・・・この順番!
機体の安全性も自分で確認。
基本は整備、そしてフライト。
メンタル面を含め、自己管理も重要なこと。

来週は、慎重に、ひとつずつ確認しながら飛ぼうかと・・・。
初心、忘れるべからずですね。

10:56〜11:05(10)

5/4

機体搬入

組立完了。
エンジン始動

風が強く、
フライト断念